介護の知識2026-03-256分で読める

認知症の初期症状とは?家族が気づける7つのサイン

「最近、母の物忘れが増えた気がする」「父が同じ話を繰り返すようになった」——離れて暮らしていると、たまの電話や帰省でこうした変化に気づくことがあります。

認知症は早期発見が非常に重要です。初期段階で適切な対応を始めれば、進行を遅らせ、本人も家族もより良い生活を維持できる可能性が高まります。この記事では、家族が気づきやすい7つの初期サインを紹介します。

サイン1: 同じ話を何度も繰り返す

年齢を重ねれば誰でも物忘れは増えますが、「同じ話題を同じ日に何度も繰り返す」場合は注意が必要です。本人は話したこと自体を忘れているため、指摘されると混乱したり怒ったりすることもあります。

サイン2: 日付や曜日の感覚があいまいになる

「今日は何曜日?」と聞いて即答できない、通院の予定を忘れる、ゴミ出しの曜日を間違える——時間の見当識が弱くなるのは初期症状の一つです。

サイン3: 料理の味が変わった

長年作ってきた料理の味付けが急に変わる、同じメニューばかり作るようになる、火の消し忘れが増える——台所の変化は、認知機能の低下を示す重要なサインです。

サイン4: お金の管理が雑になる

財布に大量の小銭が貯まっている、同じものを何個も買ってしまう、請求書の支払いを忘れる——金銭管理は複雑な認知機能を必要とするため、初期に影響が出やすい領域です。

サイン5: 外出を避けるようになる

以前は楽しんでいた外出や趣味への興味が薄れ、家にこもりがちになることがあります。本人は「面倒になった」と言いますが、実は外出先で道に迷う不安や、人前でうまく話せない不安が原因であることも少なくありません。

サイン6: 怒りっぽくなった・性格が変わった

穏やかだった親御さんが急に怒りっぽくなる、疑い深くなる、逆に無気力になる——性格の変化も認知症の初期症状の一つです。脳の変化によるものですが、家族は「なぜ急に?」と戸惑うことが多い部分です。

サイン7: 電話の受け答えに違和感がある

離れて暮らす家族にとって、電話は最も身近な確認手段です。話の筋が通らない、質問に対してとんちんかんな答えが返ってくる、以前話した内容を全く覚えていない——こうした電話での違和感は、認知機能の変化を示している可能性があります。

Care-Call.AIのように毎日の会話を記録・分析するサービスを利用していれば、こうした変化を日々のデータとして捉えることができます。週1回の電話では気づけない緩やかな変化も、毎日の記録があれば見逃しにくくなります。

気づいたら、まず相談

上記のサインに心当たりがあっても、慌てる必要はありません。まずはかかりつけ医や地域包括支援センターに相談しましょう。認知症の診断には専門的な検査が必要で、加齢による物忘れと認知症は異なります。

大切なのは、「おかしいな」と感じたらそのまま放置しないこと。早期発見・早期対応が、本人にとっても家族にとっても最善の道です。

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